アルティメット
エキサイティングファイターズ
外伝6
〜覆面の警護者〜
     アルティメットエキサイティングファイターズ・外伝6 〜覆面の警護者〜
    〜第1部・第1話 闇の風来坊1〜
    かつて警護の世界で、その名を轟かせた猛者がいた。


    任務達成率100%・・・いや、達成自体が完全成功そのものという意味合いだろうか。
   猛者が警護を担えば、どんな困難な状況であろうが打破ができた。

    その噂を聞きつけ、大企業の会長は挙って依頼を頼み込む。しかし猛者は依頼者の生き様を
   明確に見抜く凄腕でもあり、根底が据わらない相手は絶対に警護をしなかった。それが任務の
   成功率を劇的に向上させる要素でもある。

    猛者の生き様は報酬は二の次、生き様さえ据わっていれば絶対に警護を完遂させるのだ。


    俺の名はミスターT=ザ・レミニッセンス。その猛者たる人物。額から鼻頭までを覆い隠す
   覆面がトレードマークでも。当然髪の毛は表に出している。

    人は俺の事を“覆面の警護者”と呼んだ。



少女「お母さぁ〜ん!」
母親「ああっ! 無事だったのねっ!」
    迷子になった少女を母親の元へ送り届ける。この場合は護送とも言うべきか。少女の母親に
   合いたいという強い一念は純粋無垢のもの。その彼女の願いを受けねば俺の生き様が廃る。
母親「あ・・ありがとうございました・・・。何とお礼をいってよいのか・・・。」
ミスターT「礼ならその女の子に言って下さい。彼女の強い一念が俺を突き動かした。それだけの
      話ですよ。」
   本当にそう思う。どこぞのクソ社長や愚物成金などには、絶対に真似が出来ないものだな。
   この少女の一念は正に純粋無垢。その一念に応じてこそ警護者だろう。

少女「ありがとう、おじちゃんっ!」
ミスターT「どう致しまして。お母さんを大切にね。」
    笑顔で手を振る少女と、深々と頭を下げる母親。そのまま帰路に着いていった。家族愛と
   いうのは素晴らしいものだな。その2人に手を振り見送ると、俺も事務所へと戻った。



秘書1「お帰りですの。」
    事務所に戻ると、秘書に出迎えられた。そして呆気に取られる。変な喋り方をしていた。
   デスクではもう1人の秘書が苦笑いを浮かべながら雑務に明け暮れている。
ミスターT「・・・ミツキさ、今度は何の作品に感化されたんだ?」
ミツキ「スカイリムですの。」
秘書2「はぁ・・・。」
ミスターT「何とも・・・。」
   出迎えてくれたのはミツキ。デスクで雑務中はナツミA。この2人は姉妹である。かなり前に
   警護の依頼を受けて、それ以来の腐れ縁となった。また2人の直属の秘書たる人物もいる。
   ウエスト・サイバー・ナッツ・エンルイで、ミツキはナツミツキ四天王だと豪語していた。

ミツキ「依頼は終わりましたの?」
ミスターT「ああ、無事終わったよ。」
ミツキ「よかったですの。」
    喋り方は相変わらずだが、依頼らしき資料を手渡してくる。スーツ姿の華奢な彼女だが、
   こう見えても合気道の達人である。
ナツミA「普段の喋り方に戻せばいいのに・・・。」
ミツキ「それだとシラケてしまいますの。」
ナツミA「はぁ〜・・・まあ好きになさい。」
   呆れ顔のナツミAだが、目線と手はノートパソコンに集中している。ブラインドタッチが冴え
   渡る。

    こんな秘書の2人だが、ミツキは動作派・ナツミAは静止派か。姉妹なのに属性は真逆だ。
   しかし根底の一念と生き様はソックリであり、それが俺と共闘する事になった最大の所以と
   言える。

    また専属の秘書たるウエスト・サイバー・ナッツ・エンルイの4人も同じで、彼らの生き様
   は凄まじいものだ。この6人は1人の人物から分かれ出た存在にも思える。



女性「ごめんください。」
    パイプ椅子に腰を掛け、一服しながら資料を見つめる。すると入店してくる人物がいた。
   ロングヘアーの黒髪にタンクトップにミニスカートという、ワイルドウーマンさながらの女傑
   である。しかもその身体から滲み出る覇気は相当なものだ。
ミツキ「いらっしゃいませ、どうぞこちらへ。」
   茶菓子を頬張っていたミツキが慌てて応対しだす。喋り方は普通に戻っている。おかしな喋り
   方は完全にキャラクターを演じている証拠だろう。

    女性を応接間に案内する彼女。俺も確認した資料をナツミAに渡し、応接間の方に向かう。
   こじんまりとした事務所だが、それなりの設備は整っている。


ミスターT「ようこそ、ケルベロス警護団のミスターTといいます。」
女性「あ、はい。ナツミ=ユウキと申します。」
    ・・・ミツキよ、何でこんな社名にしたのか・・・。警護団という名称もどこか不自然さが
   あるが、それ以前に地獄の番犬たるケルベロスを付けるとは・・・。まあ俺の性質からして、
   ドギツイ雰囲気を伝えるには十分だろうかね・・・。
ミスターT「ところで、ご用件は何です?」
ナツミYU「数日後に海外へ赴くのですが、その際のボディガードをご依頼したくて参りました。
      行き先はアメリカ・ニューヨークです。」
ミスターT「なるほど・・・。」
   ナツミYUの雰囲気からして、とても護衛を必要とする人物じゃなさそうだが。しかしその
   切羽詰っている様子から、何らかの要因を抱えているようだ。

ナツミYU「ご依頼の真の内容は、多分行動を共にされると分かると思います。」
ミスターT「ふむ・・・。」
ナツミYU「・・・引き受けて下さいますか?」
    懇願するような眼差しで迫ってくる。それにドキッとするが、彼女の眼光は怖ろしい据わり
   を見せている。何らかの格闘術を行っているのは十分理解できた。
ミスターT「・・・了解です。ですが・・・移動手段が問題で・・・。」
ミツキ「マスターは高所恐怖症でして、高い所がダメなのです。」
ナツミYU「あらまぁ・・・。」
   俺の意外な一面を垣間見たのか、呆気に取られるも表情の強張りが解れていくナツミYU。
   多分俺自身が凄腕の警護者という事から、ここに訪れる時に身構えていたのだろう。
ミツキ「手っ取り早く運ぶには、気絶が一番効果的だと思いますよ。」
ナツミYU「フフッ、そうですね。」
   怖ろしいまでの表情を浮かべるミツキに便乗するナツミYU。この2人からしたら、間違い
   なく気絶させられるだろうな・・・。まあ確かにその方が最短移動手段となるが・・・。

ナツミYU「まあ、移動に関してはお任せを。飛行機になりますが、問題なく移動できるかと。」
ミツキ「暴れそうでしたら、ヘッドロックでも放って気絶させて下さいな。」
ナツミYU「ハハッ、分かりました。」
    う〜む・・・ミツキの発言には恐怖するしかない。と同時に感謝もしている。この場や俺の
   雰囲気から萎縮気味だったナツミYUを、たった数言で落ち着かせてしまうのだから。姉の
   ナツミAやナツミツキ四天王もこうした荒業を持っているため、対人話術では無敵だわな。
ナツミYU「それと、報酬の事なのですが。」
ミスターT「いや、後でいいですよ。実際に完遂しない事には何とも言えませんし。」
ナツミYU「分かりました、全て貴方にお任せ致します。」
   完遂できるかどうか微妙な所だが・・・。アメリカか・・・う〜む・・・。まあ彼女の生き様
   はかなり据わっているため、応じなければ俺の生き様が廃るというものだ。

    その場に立ち上がり、ナツミYUと握手を交わす。その時感じたのだが、やはりこの女傑は
   只者ではない。格闘技のレベルは相当なものだろう。

    ちなみに護衛は数日後に行って欲しいとの事だ。それまで遠方に出発する準備を整えねば。
   まあ長期滞在はしないだろうし問題はないだろう。

    問題があるとすれば移動手段か・・・。飛行機はなぁ・・・。


    事務所を後にするナツミYU。ただ彼女の移動手段を見て驚愕した。何とハイパーカーの
   ランボルギーニ・ムルシエラゴではないか。この美丈夫はどこまでも凄まじいのやら・・・。

    愛車に乗車すると、颯爽と去っていく。う〜む、ワイルドウーマンとはこの事か。しかし
   どこか寂しげな表情が気になるが・・・。まあ依頼に私情は禁物だ、ここは黙っておこう。



ミスターT「向こうへは単独で構わないか?」
ミツキ「その方がいいわぅね。隠密行動が必要な時もあるわぅし。」
    事務所に戻ると、今の依頼を纏めた資料を手渡してくるミツキ。その口調が普段のものに
   変わっていた。本来は語末に“わぅ”を付けるのが彼女流だ。しかしそれは表向きであり、
   真面目会話は清楚なお嬢様そのものである。
ナツミA「向こうは銃社会が常ですから、防弾ベストは着用した方がいいかと。」
ミツキ「例の特殊スーツを使うわぅ?」
ミスターT「ああ、その方がいいかもな。」
   今後の行動を見越して動き出すミツキ。ナツミAの方はオフィスワークがあるため、デスク
   から動けずにいる。ここはミツキに任せよう。

    で、ミツキが指摘した特殊スーツ。これは頭と両手以外を被う全身タイツのようなもので、
   特殊な素材で作られている。裏方で活躍しているナツミツキ四天王が開発した代物だ。

    これ、くさりかたびらよりも超軽量かつ通気性も抜群に良い。それでいて達人クラスが扱う
   日本刀の斬撃すら通さない防御力を誇っている。当然ながら銃弾を受けても貫通はしない。
   ただ衝撃はそれなりにあるようなので、喰らったという事は分かる事になるが。

    念のため、追加で複数着ほど用意して貰うとするか。ナツミYUにも必要になりそうだ。
   ただこの超絶的なテクノロジーは部外秘なので、護衛対象に装備させるのは危険を伴うが。

    まあ依頼を確実に達成させるには必須装備でもある。そのためならば、どんなものでも利用
   していくべきだろう。



ミツキ「これがあれば完璧わぅね。」
ミスターT「ええっ・・・。」
    下準備を終えて店舗に戻ると、ミツキがとんでもないものを持ってきた。マンガでも有名な
   “トライガン・マキシマム”。同作で登場する最強の個人兵装超重火器パニッシャーに似た、
   十字架火器兵器である。
ミスターT「お前さん・・・よく持てるな・・・。」
ミツキ「大して重くないわぅよ。それに外見こそパニッシャーわぅが、実際はこうなってるわぅ。」
   そう言いながらパニッシャーを展開していく彼女。その構成を見て驚愕してしまう。

    原作のパニッシャーは機関砲とロケットランチャーを装備している。しかし目の前にある
   レプリカは、十字架上部の左右側に拳銃が合計10挺ずつ配置されていた。

    十字架本体部分にはスナイパーライフルにショットガン。更には日本刀が数本あり、携帯式
   になっているが見慣れない獲物が入っている。しかも2つである。

ミスターT「俺達の運営体制からして、特例的な合法で重火器の使用を認められているのがね。」
ミツキ「実際にウインドちゃんとダークHちゃんを助けた事があるわぅし。」
ミスターT「まあな。」
    過去の護衛では壮絶な戦いになった事があった。ミツキが述べた、ウインドとダークHを
   守った時の戦いだ。簡単な打撃武器のみで挑んだのだが、相手がマフィアクラスの相手という
   状態だった。重火器や無論、戦闘兵器すら登場させてきた。それなのに死者を1人も出さずに
   終えられたのは見事なものだった。当然それは敵味方共に、である。
ミスターT「あの時以来、彼女達に特例的に重火器の使用を認められたしな。」
ミツキ「お2人が警察庁長官だから、尚更説得力があるわぅね。それにマスターがそれらを殺人に
    絶対に使わないと理解してくれている。だから認められたと思うわぅよ。」
ミスターT「普通じゃ絶対在り得んからねぇ。」
   地元を普通に過ごしていれば、重火器を使用する事はまず在り得ない。だが任務が任務なだけ
   使う機会は激増している。当然スペシャリストからミッチリ訓練を受けさせて貰った。

    ちなみにそのスペシャリストはウインドとダークH。警察庁長官であると同時に、卓越した
   戦闘技術を持つ武闘家でもある。格闘術は元より、重火器を使った戦闘訓練も彼女達から施し
   を受けている。

    あの2人は俺の事を命の恩人と言うが、俺からすればスキル獲得の師匠的存在なのだがね。
   まあともあれ、今の警護者としての運営に多大な影響を及ぼしているのは間違いない。

ミツキ「この黒いコートも着用わぅよ。」
ミスターT「う〜む・・・まるで墓堀人だな。」
ミツキ「マスターの行動はハッタリ勝負でもあるわぅからね。このぐらいの強烈なインパクトは必須
    わぅよ。相手に恐怖を植え付けて抑え付け、その間に撃破とかするとグッドわぅ。」
    下着に特殊スーツ、そして普段の衣服に黒コートと。そして巨大な十字架風のオブジェか。
   正に異端児そのものだわ。だがミツキが言うように、ハッタリとしては上出来だろう。この姿
   を俺の基本にすべきか。
ミツキ「粗方の準備は完璧わぅね。後は当日に向けて待機わぅ。」
ミスターT「ここを任せても大丈夫か?」
ミツキ「大丈夫わぅ。姉ちゃんや4人がいるわぅし。それにウインドちゃんとダークHちゃんの仲間
    が近場にいるわぅから、全く問題ないわぅよ。」
ミスターT「そうか、諸々了解した。」
   秘書は常に頭と一緒に動くのだろうが、俺からすれば姉妹の方が頭に近い。むしろ俺の方が
   秘書だわな。秘書が最前線で暴れる、か。何とも釈然としないわ・・・。

    とりあえず、当日の準備はできた。十字架風オブジェが輸送できるかどうか分からないが、
   当日は持参してみるとしよう。



    数日後。事務所で待機していると、ナツミYU本人が来訪してくる。以前とは異なり、上下
   黒スーツという更にワイルドウーマンそのものだ。ちなみに十字架風オブジェの事を聞いて
   みたのだが、問題なく輸送できるという。

    ただ移動が空なんだよな・・・。この事ばかりが数日間脳裏にあり、それだけで怖ろしい
   夢を見る始末である。高所から落下した夢が大多数だったが・・・。

    まあともあれ、請け負った依頼は確実に完遂させてみせる。移動手段のみ何とかなれば、
   後は現地で暴れるのみだからな。


    俺はナツミYUが手配した超高級リムジンに共に乗り、ミツキに見送られつつ羽田空港へと
   向かう。例の十字架風オブジェも一緒だ。

    しかし彼女の職業は何なのだろうか。これだけのVIP待遇だとすると、相当の大富豪で
   なければ不可能だ。後でドエライ請求をされないか心配になってくる・・・。



ミスターT「・・・・・。」
    呆然と目の前を見つめる。数時間程で羽田空港に到着したが、そのまま滑走路へと進んだ。
   そこにあったのは、超大型のジャンボジェット機。通常の4発エンジンの奴の数倍近い規模を
   誇っている。それにカラーリングからして、まるでエアフォース・ワンの様だ。
ナツミYU「貴方が空が苦手と仰っていたので、どんな悪天候であろうが快適に移動できる航空機を
      選びました。地上と全く変わらない安定感ですよ。」
ミスターT「いや・・・そうじゃなくて、お前は一体何者なんだ・・・。」
ナツミYU「遠回りから申しますね。これらは元シークレットサービスのツテで実現できています。
      それと貴方は裏稼業の活躍が多いようなので、既にこの情報が入っているかご存知かと
      思いますが。ゴールドクイーンと言えば、お分かり頂けるかと。」
ミスターT「・・・伝説の二丁拳銃の女傑、か。」
   本来なら驚愕する所なのだろう。しかしゴールドクイーンの情報は何度も伺っている。大して
   驚く事ではなかった。むしろ驚いたのはこの待遇の方である。

    彼女はかつては裏の世界で名を馳せた伝説の傭兵である。相当の腕前だと聞いているが、
   何時の頃からか学園の校長を担いだしてもいた。人は何処でどう様変わりするか分からない。

    また相当の殺気と闘気に包まれた、取っ付き難い存在とも伺っている。それがどうだろう。
   目の前の彼女はまるで淑女そのものだ。

ナツミYU「フフッ、大して驚かれないのですね。私の存在は、その手の職業に就いた方なら驚愕
      するのですけど。」
ミスターT「いや、腕前は俺を超えているのは分かる。そこは人それぞれだから、気にしてないよ。
      むしろ今はこっちの方がね・・・。」
    会話しながらも機体に搭乗する。内部は更に凄く、まるで豪華客船の様相である。ただ従来
   のジャンボと異なる点が1つだけある。その重装備とも言える武装だ。
ミスターT「外見は普通のジャンボよりデカい雰囲気しかないが、内部は全く違うんだな。」
ナツミYU「はい。対戦闘機・対高射砲・対ミサイルの防御を極限にまで高めています。超広範囲の
      レーダーにより、飛来するミサイルを迎撃し破壊。高射砲には磁気誘導システムにより
      的外れにさせ、戦闘機は機体コンピューターを狂わせ墜落させるジャマーで防御と。」
ミスターT「まるでイージス艦だなこりゃ・・・。」
   ここまで重武装のジャンボは見た事がない。というか自重の問題で実現できる時点、凄いと
   しか言い様がなかった。そしてそれを簡単にチャーターできる彼女の存在も凄いものだ。

ミスターT「飛行機は好きだが、飛ぶのは勘弁して貰いたいものだが・・・。」
ナツミYU「まあそう仰らずに。どの道、アメリカに赴くには空路が一番速いですから。それに可能
      であれば、お尋ねしたい事がありますので。」
ミスターT「ふむ。クライアントには干渉するなというのが俺達の流儀だが、その相手からの望み
      なら応じるしかないか。」
    最高級スウィートルームの様な部屋に案内された。ここで現地に到着するまでの間、待機
   との事である。そして今気付いたのだが、既にこのジャンボは離陸を開始していた。
ミスターT「これ動いているのか・・・。」
ナツミYU「先日お会いした時に仰いましたよね。移動の際は全てお任せを、と。それに最大限の
      おもてなしも含めてです。貴方には返し切れない恩がありますので。」
ミスターT「は? お前とは数日前が初対面のような気がするが?」
ナツミYU「・・・やはり、あの時のままのようですね。」
   意味不明な事を言う彼女だが、それが真実味を帯びているのは痛烈に理解できた。それに彼女
   の雰囲気からして、嘘を言うような存在ではないのも理解できる。お互いにソファーに座り、
   彼女が言っていた事の真相を伺う事にした。

    ちなみに同室には3人の女性が待機している。ナツミYUより紹介を受け、ネイディア・
   セフィヌ・ヴァディメラとの事だ。3人とも相当の腕前を持つ格闘家との事である。

    中半へと続く。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

戻る