アルティメットエキサイティングファイターズ・外伝 〜覆面の風来坊〜 〜番外編 ヒッチハイク1〜 グローブライナーを駆りながら、アメリカのハイウェイを走り続ける。先日のラフィナとの 一戦により、これで6人の愛しい人達との願いを叶える事ができた。 しかしシュームとは成り行きにせよ、後のエシェラ・シンシア・メルデュラ・エリシェ・ ラフィナとの子作りは青褪めるしかない。端から見れば異常すぎる。 だが目的が達成できた時の彼女達の表情は、今までに見た事がないほど輝いていた。その姿 に少しだけ罪悪感が薄らいではいる。 にしても、ヴェアデュラ・シュリム・シュリナ・エシェア・エシェナ・シェラ・シェナ・ メルテュア・メルテュナ・エリム・エリアの娘達。双子が生まれるというシュームの語り通り になれば、約1年後にはラフィカとラフィヌも誕生するだろう。 何時日本に帰れるかは分からないが、戻った時には一挙に13人の娘達に膨れ上がっている 事だろうな。何ともまあ・・・。 それでも父親として彼女達の幸せは築いていく決意だ。彼女達が生まれてきてよかったと 心から語れるような境涯にしてあげたい。 俺の戦いはこれからだ。まだまだ負けられんわな。 休憩も兼ねてサービスエリアに停車する。走り出すと数時間は運転しているため、休息は 十分取らないと危険だ。 しかしまあ・・・このグローブライナーのパワーは凄まじい。以前マツミが用意してくれた 中古車はエンストなどの不都合が多々あった。だが今乗る新車は全くない。 更にはキングハウラーと同型のエンジンを搭載しているため、恐ろしいまでのモンスター マシンへと変貌している。ここはリュウジNとアフィの改造が物を言っているだろうか。 アメリカへ赴いてから丁度4年目になる。先日のラフィナの来訪は、彼女との大切な子作り の切っ掛けでもあった。その前は1年毎に愛しい人が遠路遥々訪ねてきてくれたしな。 4人とも1週間の滞在だったが、海外旅行とメインディッシュを満喫していたようである。 俺としては遣る瀬無い状態が続いてはいたが・・・。 少女「あの〜・・・。」 昼食を取った後、グローブライナーで仮眠しようとする。既に午後1時を過ぎているため、 次の停車は夜になるだろう。 そんな事を巡らしていると、不意に呼び止められる。そちらを向くと赤紫色の髪の毛の少女が いた。背中には大きなリュックを背負っている。 ミスターT「・・・家出?」 少女「ち・・違いますっ!」 ミスターT「凄いな、日本語が通じる人物と久し振りに会ったわ・・・。」 髪の毛の色や外見からして、間違いなくアメリカ人の血が流れている。しかし彼女が語る言葉 には海外の訛りがなく、俺と同じ日本人と全く同じである。 ミスターT「ごめんな、ヒッチハイクだろ?」 少女「ど・・どうして分かったのですか?」 ミスターT「こんなハイウェイのサービスエリアに、ラフな姿の美女がリュックを背負っている。 ヒッチハイク以外に考えられないわな。」 少女「・・・さり気なく口説き文句入ってます・・・。」 ミスターT「ハハッ、本当に日本人そのものだわ・・・。」 彼女が言う通り、さり気なく口説き文句を入れてみた。それに頬を赤くして反論している。 この場にシューム達がいたらヤジを飛ばされるだろうが、それがない現実には少し淋しさを 感じずにはいられない。 ミスターT「名乗ってなかったね。俺はミスターT=ザ・レミニッセンス。お嬢さんは?」 少女「メアディル=シェヴィーナと言います。」 ミスターT「・・・あのアメリカとロシアの最大の大企業、シェヴィーナ財団と関係があるのか?」 メアディル「・・・図星です・・・。」 ヒッチハイカーはメアディル=シェヴィーナ。俺が尋ね彼女が応じた通り、シェヴィーナ 財団と関係があるようだ。 シェヴィーナ財団。アメリカ大陸とユーラシア大陸で最強の大企業。世界的にはエリシェの 三島ジェネラルカンパニーに次いで資産力を持つ猛者である。 生き方は異なれど、目指すべき道はエリシェ達と全く同じである。それはメアディル自身の 生き様からも感じられる。 そんな社長令嬢たる彼女がヒッチハイカーなのだから、驚くのは無理がない。 大荷物を持ちながらの立ち話も何だと思い、彼女の荷物をグローブライナーに載せた。その 行為でヒッチハイクOKと取ったメアディルは大喜びしている。 まだ出発する訳ではないので、運転席側に彼女を座らせて雑談をした。それに仮眠も取ら ねばならない。どうするか・・・。 ミスターT「シェヴィーナ財団の長女がヒッチハイカーか。何ともまあ・・・。」 メアディル「やはりおかしいでしょうか・・・。」 ミスターT「いや、いいんじゃないか。テメェの生き様に嘘を付いちゃいけないわな。」 メアディル「ありがとう・・・。」 しかし財団のお嬢様がヒッチハイクか。素性を知った姑息な阿呆がいたら、何をされるか 分からないだろう。だからカモフラージュも含めたラフな格好なのだろうな。 ミスターT「しかしまあ・・・、失礼だがメアディルは今年で幾つだ?」 メアディル「今年で11歳です。」 ミスターT「これで11か・・・。」 メアディルの体格は体躯がいいシュームを遥かに上回っている。下手をすればメルデュラに 匹敵しているかも知れない。それでいて11歳なのだから驚きである。 メアディル「よく言われます。この年齢では異常だろうとか、大女が歩いているとか。」 ミスターT「色々あったんだな・・・。」 メアディル「いえ、事実ですし。むしろ褒め言葉と取ってますよ。」 至って平然としている彼女。メルデュラやリヴュアスが苦節としている体躯に関しての茶化し を完全に受け入れている。 ミスターT「旅を始めた切っ掛けは何だい?」 メアディル「自分を見つめ直す旅、でしょうか。若輩な自分が言うのも何ですが、世界は広いです から。」 ミスターT「凄いわな・・・。」 何でも10歳の誕生日からヒッチハイクの旅を続けているんだとか。学業は学年繰り上がり が危ないとなると戻り、流れを取り戻すと再び流浪の旅に出るという。俺が風来坊として動き 回っていた時とは全く違うわ。 メアディル「確かに知識などは大切です。勉学がないと世間体からして馬鹿にされますし。」 ミスターT「でも自分自身に嘘を付かず、自分を見つめる旅に出ている。そうだよな?」 メアディル「・・・その通りです。」 俺の直感と洞察力による先読みに驚愕し続けている。アメリカ遠征をしだしてからは、この 特技をフル動員しないと生きて行けない。特に片言の英語しか喋れないため、その人の雰囲気 で読むしかなかったからだ。 ミスターT「まあ俺も過去に色々とあったからな、お前の気持ちはよく分かるよ。」 メアディル「ありがとうございます。」 ミスターT「暫くの間、よろしくな。」 メアディルと握手を交わす。笑顔でこちらを見つめてくる彼女は、エシェラ達にはない自然 な姿と言えるだろう。むしろターリュやミュックに近い属性だろうか。 ミスターT「それと悪いんだが、少し仮眠したい。走り出すと休む事ができなくなるから。」 メアディル「あ、はい。分かりました。」 助手席から後部座席近くにある簡易ベッドへ移動する。改造されているグローブライナー の内装は、通常の仕様と異なり広々としていた。大人が数人寝れるぐらいのスペースが確保 されている。これもリュウジNとアフィの力によるものだから驚きだろう。 ミスターT「間違っても襲わないから安心してくれ。」 メアディル「あ・・貴方はそんな事をする人じゃありません・・・。」 ミスターT「ハハッ、ありがとね。」 ここでも口説き文句を入れると、顔を赤くして俯いている。しかし俺の心情を察知したのか、 非道な真似はしないと言い切っている。凄いというか何というか・・・。 一時の睡眠を満喫しようとすると、何とメアディルが簡易ベッドに横になりだした。俺の 方を向き、顔をジッと見つめてくる。 メアディル「私も・・休ませて下さい・・・。」 ミスターT「あ・・ああ、分かった。」 エラい赤面である。しかしその2つの眼は凄まじいまでに据わっている。こちらの心を鋭く 見抜いてくるかのようだ。 そんな彼女を抱き寄せ胸に抱く。背中を軽く叩き、頭を優しく撫でてあげた。彼女の身体 から寂しいというオーラが感じれたからだ。 ミスターT「安心しなよ、心を許して休んでいい。本当は寂しくて仕方がないだろうから。」 メアディル「・・・うん・・・。」 ミスターT「おやすみ、メアディル。」 彼女の額に優しく口づけをして、そのまま瞳を閉じた。口づけをするまでは若干身体が震えて いたが、口づけ後はその震えが止まっている。流石はヴァルシェヴラーム譲りの落ち着かせる 厚意である。 直ぐに彼女から力が抜けた。俺の厚意で心から安息できたのだろう。その彼女の頭を優しく 撫で続けてあげた。まだリュリアと同じ、家族が恋しい女の子なのだから・・・。 というか目の前の大柄の女の子が11歳とは考えられないわ。リュリアより年下だが、体格 は全く異なる。メルデュラやリヴュアスに匹敵する体格なのだから。 しかし娘当然の女の子と出会っていきなり一緒に就寝、か。シューム達が知ったら確実に 嫉妬感を抱かれるに違いないわな・・・。 不意に目が覚める。車内が真っ暗になっている所を見ると、どうやら夜になったようだ。 今も胸の中ではメアディルが眠っている。余程心地がいいのだろう。 数時間寝てから出発するつもりだったが、今は彼女のために俺も休息するとしよう。偶には こういった安らぎの一時も大切である。 しかし・・・初対面の覆面男に気を許す彼女も凄いわ・・・。普通なら絶対に気を許す事は しないだろう。それだけメアディルの善悪センサーが強力なのだろうな。 また1年間ではあるが、旅を通して直感と洞察力が強まっていると思える。俺自身も7年間 の風来坊の旅路により、今の直感と洞察力が備わったのだから。 メアディルの姿は俺が風来坊を始めて直ぐの時と同じだ。だから同じ属性の俺に対して、 身も心も委ねられたのだろう。 俺も負けられないわ。11歳のメアディルが自分自身を見つめる旅をしているのだからな。 メアディル「あの・・・。」 ミスターT「・・・う・・うわっ!」 身体を揺する感覚で跳び起きた。寝ぼけ眼で周りを窺うと、室内は明るくなっている。傍ら には申し訳なさそうな表情のメアディルがいる。 ミスターT「お・・脅かすなよ・・・。」 メアディル「ごめんなさい・・・、寝すぎました・・・。」 腕時計を確認すると、午前4時半を回っている。表は薄明るくなってきている。あれから更に 眠り込んでしまったようだ。 ミスターT「スッキリしたかい?」 メアディル「あ、はい。でも・・・貴方に悪い事をしてしまいました・・・。」 ミスターT「気にしなさんな。眠気がある状態で動くと、全てにおいて事故を誘発する原因になる からの。」 本当に申し訳なさそうにするメアディルの頭を優しく撫でてあげた。すると満面の笑みで 見つめてくる。彼女もこういった表情ができるんだな。 ミスターT「さて・・・先ずは飯かねぇ。」 メアディル「フフッ、お腹空きましたね。」 車外に出て身体を解す。いくら簡易ベッドがそれなりに広くても、普通に寝るのとでは全く 異なる。そのままでいると身体中が筋肉痛になってしまう。2人して軽く身体を解してから、 再びサービスエリアで朝食を取る事にした。 その最中、俺の腕に自分の腕を絡ませてくるメアディル。出会ってから数十時間しか経過 していないのに、エラい懐きっぷりである。これが彼女の本来の姿なのかも知れない。 今までに車中での就寝は、半日以上爆睡した事はなかった。多くても5・6時間程で目が 覚めて、そのまま長距離を走るに至っている。 しかしメアディルと睡眠を取ったからか、彼女もそうだが俺自身も心から安らげて眠れた ようだ。これはシューム達を胸に抱いて眠るあの感覚と同じであろう。 つくづく思う。人は一人では生きてはいけないのだと・・・。これも原点回帰だろうな。 ミスターT「よく食うなぁ・・・。」 メアディル「体力だけは必ず維持しろと両親に言われてます。それがヒッチハイクの条件でした。」 凄まじいまでに食事を平らげていく彼女。あれよあれよと血肉と化していった。俺は定食風 の食事しか取っていないのに、この差は実に驚きである。 ミスターT「身内にメルデュラという女性がいるんだが、彼女もエラい食うんだよな。」 メルデュラ「その方も私と同じ巨女の方ですか?」 ミスターT「そうだよ。お前とは違って、体躯に関してコンプレックスを持ってるけどね。」 メルデュラ「色々あったのですね・・・。」 同じ体躯からメルデュラの心情を察知する彼女。しかし決定的に異なる点は、メアディルが それを受けて入れるという事実だろう。ここはメルデュラにはない力と言える。 ミスターT「で、どうするね。これからトレーラーの積荷を届けないといけないが、構わず動いて いいかい?」 メアディル「風の向くまま、気の向くまま。ミスターTさんにお付き合いします。」 ミスターT「分かった。」 う〜む、アメリカ育ちの彼女がまるで日本人のような対応を取ってくる。ある意味シューム 達より日本人に近いと言えた。よく耳にするのは、外国人の方が日本人に近いと言う事だ。 確かにメアディルの言動を窺えば、それが十分当てはまっていると確信できた。 大いに平らげたメアディルが落ち着くのを待ってから、支払いを済ませて店舗を出た。時刻 は午前6時。眠気もなくスッキリとした運転ができそうだ。 ハイウェイを疾走する。殆ど安全運転で動いているため、高速路線ではなく低速路線を只管 走り続ける。まあ積荷が巨大なため、無理無茶は厳禁ではあるが。 窓を開けて表を見つめているメアディル。風になびいている髪の毛が、11歳とは思わせ ないような美しさを醸し出していた。 メアディル「運転歴は長そうですね。」 ミスターT「ん〜、そうだなぁ。間隔を空けてだが、既に8年近く乗ってるわ。2回目の臨時の海外 遠征だからね。」 広大なアメリカ大陸を走破するには時間が掛かる。その間にお互い色々な事を聞き合った。 その中で彼女が驚くのは、既に6人の妻達がいる事だろう。 メアディル「い・・一夫多妻・・・ですか・・・。」 ミスターT「最初は否定した。俺はともかく、彼女達の幸せを奪いかねない行為だったから。しかし 彼女達は心から俺との子供を望んでいた。それを裏切りたくはなかったからね。」 メアディルの直感と洞察力、そして強力な善悪感知センサー。それが俺の心境を直ぐさま察知 しているようだ。並大抵の考えでは動けない、それを実現しているのが俺達なのだから。 メアディル「でも・・・貴方が奥さんやお子さんの事を語れる時、物凄く穏やかで嬉しそうな表情を 浮かべています。貴方自身も心から望んでいらっしゃる事がよく分かりますよ。」 ミスターT「そう言って貰えると心が安らぐわ・・・。」 罪悪感は日に日に募っていくばかりだ。そんな中でこういった労いを受けると、少しではある が罪悪感が薄らいでいく。本当に気苦労が絶えないものだ・・・。 会話しながらの運転は落ち着くわ。目的地の都市に一瞬で到着した。時間は数時間が経過 していたのだが、それを感じさせないぐらいの旅路である。 クライアントにトレーラーの積荷を納品し、そこから次の積荷をトレーラーに積載する。 今度のはかなり大きな積荷のようだ。 ちなみに積荷は余程の事がない限り、中身を窺う事はできない。これにより不測の事態に よる事故などが起こったりもするが、今までそのような出来事は一切なかった。 ここもマツミの根回しなのだろうか。クライアントとの連携がしっかりしており、最大限の 情報を得られている。全てのトラック野郎にこういった情報が流れるのなら、不測の事態に よる事故など発生しないのだがな・・・。 大陸間の輸送を繰り返す俺達。ヒッチハイクをしていると言っているメアディルだが、俺を 気に入ったのかずっと同席している。助手席で喋ったり、後部座席で勉学に勤しんだりと。 心から安らいでいる事が窺えた。でなければこのような行動は一切しないだろう。今まで 偶にヒッチハイカーを乗せていたが、どの人物達も助手席で会話だけのコミュニケーション だけであった。 これはヒッチハイクと言うより、子連れ狼とも言えるだろうか。何ともまあ・・・。 ミスターT「おめでとう。だがこれからが勝負だから、安静にしつつ動くんだよ。」 数週間振りに日本から連絡があった。数週間前にラフィナと一戦を交えた事により、彼女も 無事妊娠したとの事だ。これにより6人目の妻が誕生した事になる。 今ではパートナーとなりつつあるメアディル。俺といるためラフな格好ではなく、普段着に 着替えている。前の衣服では分からなかったが、彼女も相当な巨乳の持ち主である。 今はサービスエリアで休憩中だ。俺1人での長距離走行ではないため、休息を多く取る必要 がある。若干積荷運搬日程が長引いているが、それでも納期は確実に守ってはいる。 メアディル「ラフィナさん、無事妊娠されたのですね。」 ミスターT「ああ、数日前に分かったそうだよ。」 携帯での連絡を終えて、深い溜め息を付いた。その溜め息は今後の気苦労を物語っている。 一応の目的としては、6人とも俺の子供を身篭った事は達成できた。 メアディル「13人の娘さん・・・確かに端から見れば異常ですね。」 ミスターT「痛々しい発言です・・・。」 メアディルは男性に近い属性からか、俺の気苦労を感じ取っているようである。この部分は 大いに信頼し合えるものだろうな。だから今もこうしてパートナーとして付き合っているの だろうから。 メアディル「機会があれば、お伺いしてもいいですか?」 ミスターT「ああ、何時でもおいで。喫茶店ザ・レミニッセンスはホームページも存在するぐらい、 地元では有名な飲食店だから。直ぐに分かるだろう。」 メアディル「楽しみにしてます。」 初めて出会った時より、格段に肝っ玉が据わりだしているメアディル。一層男臭さが色濃く 出ており、なおかつ女性としての仕草も目立ちだしている。まだ11歳なため、色々な事を 吸収していっているのだろうな。 その後サービスエリアを出発し、積荷の運送を再開しだした。今の積荷が届け終えれば、 暫くは仕事がない状態になる。まあそれは数日間の事であり、直ぐに輸送が再開されるがな。 メアディルと知り合ってから3週間目。今でもパートナーとして同乗している。そろそろ 学業の単位が危ないという事もあり、別れの時は近いだろう。 後半へと続く。 |
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