アルティメットエキサイティングファイターズ・外伝 〜覆面の風来坊〜
    〜第3部・第16話 雑談〜
ミスターT「という訳で、書き出し5年目で完結、改修の連続で8年目になった訳だが。」
ミツキ「長かったわぅねぇ〜。」
シューム「というかミツキちゃん、登場が3部からではないですか。」
エシェラ「私達は1部から登場してるのに、3部では殆ど脇役でしたし。」
ミスターT「まあね。それでも書き出しの主題がナツミさんへの激励の小説。回帰するはこの場へと
      いう事だわな。」
ミツキ「書き出しから改修も含めて8年目という事は、わた達が旅立って7年目わぅか。」
ナツミA「本当に早いものね。」
ミスターT「あの時から一時も忘れた事はないわ。そして今も何故俺が生きて盟友達が死ななければ
      ならないのかと自問自答してる。世上は本当に理不尽すぎるわな。」
ウエスト「まあそう言うな。先生もそうだが、俺も心身共にボロボロじゃないか。それにその苦しみ
     を理解せず馬鹿にする奴だっている。ノーマーシーそのものだ。」
ミスターT「最終話で書いたじゃないですか。言わせておけばいいですよ。自分らが同じ様に大切な
      存在を貶されたら激怒する。それを考えずに言ったようなものでしょうに。だから俺は
      切った、そう言う事です。俺の行動は正しいとは思いませんが、間違っているとは思い
      ませんよ。」
ミスターR「俺もその場にいたら、どんな事を言われていたのか。当時に関われなくて残念です。」
ミスターT「触れなくて良かったと思うよ。俺的にはRさんまで火種を飛ばしたくなかったから。
      それにRさんだけが唯一彼らを思って涙してくれたじゃないですか。それがあれば十分
      ですよ。」
ミスターR「あの話を聞いて泣けなくて何時泣くんだという話ですよね。当時ミスターやウエスト
      さんがこんな状況だったのかと思うだけで涙が出てきますよ。」
ミツキ「まあわた達が願うは皆の幸せわぅ。そこは忘れないで欲しいわぅよ。」
サイバー「最後まで他者の幸せを願いつつ眠ったんだからね。」
ミスターT「慈愛の人としか言い様がないですよね。そうだ、ミツキさんが旅立った後のサイバー
      さんとの会話を再現してみるか。」

   〜当時のメッセンジャー会話内容、一部修正、名前は風来坊準拠〜

ミスターT「サイバーさん?」
サイバー「Tくんか」
サイバー「こんばんは」
ミスターT「どもです」
サイバー「なつみさんはどうなっちゃったかな?」
ミスターT「11月17日に永眠されました」
サイバー「そっか」
ミスターT「唯一救われたのが、生命維持装置の停止ではなく」
サイバー「寂しくなるね
ミスターT「彼女自身の寿命による逝去だったから」
ミスターT「救われた形かな」
ミスターT「ミツキさんはどうです?」
ミスターT「だの><→寂しく」
サイバー「なんていったらいいかな」
サイバー「ごめんね」
サイバー「守りきれなかったよ」
ミスターT「ミツキさんもか」
ミスターT「いつ頃ですか?」
サイバー「27日」
ミスターT「10日後か」
ミスターT「ちょっとおまちを」
サイバー「一昨日笑顔で終わったよ」
***ウエストが会話に参加しました***
ミスターT「ウエストさんいる?」
サイバー「ウエスト君」
ミスターT「笑顔か」
サイバー「この度はお悔やみ申し上げます」
ミスターT「27日の何時?」
ミスターT「多分AFKかと」
ミスターT「27日の深夜とか?」
サイバー「ミツキ(当時本名記載)20歳」
サイバー「うん」
サイバー「2時ころかな」
ミスターT「丁度その頃」
ミスターT「変な気持ち悪さに襲われてたよ」
サイバー「最後に」
サイバー「交わした言葉がね」
ミスターT「うむ」
サイバー「約束破っちゃったわぅって」
ミスターT「そこは大丈夫だと」
ミスターT「彼女の墓前に」
ミスターT「語って下さい」
ミスターT「「今世」での約束は無理であって」
ミスターT「「来世」の約束は確約取れてるぞって」
ミスターT「大丈夫」
ミスターT「2人は必ず巡り合うよ」
ミスターT「だからこそ!」
ミスターT「俺達が頑張らないといけないのよ」
ミスターT「なるほど、ここ数日間の」
ミスターT「体調不良はその事だったか」
ミスターT「1kgへりましたTT」
ミスターT「食欲がない」
ミスターT「というか」
ミスターT「最後の最後までミツキさんは」
サイバー「11月27日午前2時11分」
ミスターT「笑顔だったんだ」
ミスターT「というか、意識戻ったんだね@@b」
サイバー「最後の最後に」
サイバー「がんばったんだよね」
ミスターT「最後の最後で勝てば」
ミスターT「人生は勝者よ」
ミスターT「ぜってぇ負けられねぇ」
ミスターT「3人の意思を継がねば」
ミスターT「サイバーさんさ」
サイバー「T君も」
サイバー「負けずにがんばろう」
ミスターT「ナッツさんも亡くなったのはご存知ですよね?」
ミスターT「ナツミさんが亡くなる10日前ぐらいに交通事故で」
ミスターT「即死」
ミスターT「おうよ>負けずに」
サイバー「うん」
サイバー「僕も轢かれた」
ミスターT「は?」
ミスターT「つい最近?」
サイバー「ミツキのお見舞い行くときに」
サイバー「15か16くらいに」
ミスターT「ぬう・・・」
ミスターT「でも頭とか打っていない?」
サイバー「精密検査の結果は白だから大丈夫かな」
ミスターT「いや」
ミスターT「十分気を付けて」
ミスターT「その白で」
ミスターT「ミツキさんは」
ミスターT「両脚と命を失ったのだから」
ミスターT「脳へのダメージは」
ミスターT「計り知れないから十分お気をつけを」
ミスターT「明日」
ミスターT「祈り中に」
ミスターT「線香挙げます>ミツキさんに捧げる」
サイバー「ミツキ(本名)」
ミスターT「17と27か」
サイバー「1989.5.4」
サイバー「享年20歳」
ミスターT「せぶちゃしておくよ」
サイバー「T君には大変お世話になっているね」
ミスターT「いや」
サイバー「僕が東京に行ったときには一緒にご飯でも食べましょう」
ミスターT「今後も続くよ?」
ミスターT「ですな@@b」
ミスターT「ミツキさんの名代として」
ミスターT「サイバーさんも支えるぜ?」
サイバー「最近、携帯は壊れるし碌な事がなくてね」
ミスターT「う〜む」
ミスターT「サイバーさんも変革の時かも知れぬ」
サイバー「まぁ」
サイバー「運命は自分で変えるものだし」
サイバー「がんばるよ」
ミスターT「運命と宿命はちゃうよ@@」
ミスターT「ともあれ」
ミスターT「ミツキさんが亡くなられたから、関係が終わりという事じゃない事は」
ミスターT「伝えておきます」
サイバー「ありがとう」
サイバー「これからの出会いも大切だしね」
ミスターT「今は自分自身で精一杯ですが>体調が一番痛いTT」
ミスターT「うむ」
ミスターT「ナツミさんとミツキさんの遺志を継ごうぜ@@b」
ミスターT「意志」
サイバー「がんばろう」
ミスターT「おう」
ミスターT「サイバーさん」
ミスターT「1つお願いが」
サイバー「?」
ミスターT「お通夜の時の」
ミスターT「お焼香する時」
ミスターT「祈ってあげて下さい>ミツキさんに」
ミスターT「俺の分」
サイバー「うん」
サイバー「じゃあ」
ミスターT「m(_ _)m」
ミスターT「ぬ?」
サイバー「満月のメッセ仲間に色々送らないといけないから」
ミスターT「おう」
サイバー「ここらで退散しますね」
ミスターT「サイバーさん、本当にありがとうm(_ _)m」
ミスターT「そしてこれからもよろしくです@@b」
サイバー「携帯が直ったら携帯からメールするよ」
ミスターT「あい」
サイバー「これからもよろしくおねがいします」
ミスターT「お身体には」
ミスターT「十分お気を付けを」
サイバー「T君もね」
ミスターT「(=ω=)b」
***サイバーが会話から退席しました***
ミスターT「ミツキ(本名)さんか、了解」
ミスターT「あら」
ミスターT「ではこちらもねるじぇ><」
ミスターT「のすぃ」

   〜当時のメッセンジャー会話内容、一部修正、名前は風来坊準拠〜

ミスターR「ううっ・・・、当時こんなだったのか・・・。」
ウエスト「俺は出れなかったね。」
ミスターT「まあ当時は結構、身体がボロボロだったし。仕方がなかったと思うけど。」
サイバー「あの後は500人近いミツキのフレンドの方への挨拶回りをしたっけ。」
ミツキ「この時わたはいなかったから分からなかったわぅけど、後は大変だったわぅね。」
ナッツ「巡りに巡っての現状か。T君が再現しているこの場から見ると、不思議な経緯だわ。」
ナツミA「最後は自分で進む道を決めた、か。私らしいと言えば私らしいね。」
ミスターR「こんな状況だった事を振り返って、涙を流さないのは俺として失格です!」
サイバー「その心意気だけ汲んでくれれば嬉しいよ。」
ミスターT「俺達は俺達の生き様を貫くのみ。本編でも何度も語っているあれは、もうこの事しか
      言い表せられないね。」

エシェラ「・・・これじゃあ脇役になるのは間違いないですね。」
シューム「最後は滅茶苦茶重たい話じゃないですか。」
ミツキ「ん〜、でもないんじゃないわぅか。当時の姉ちゃんを励ますために、恋愛・純愛・慈愛を
    覆面の風来坊の中で実現していったわぅ。Tさんがメッセの会話以外での激励をしだしたと
    いうのは間違いないわぅよ。」
ミスターT「どう表現するか非常に悩んだよ。実際にナツミAさんは1回目の手術を間近に迫って
      いたし。その時は1週間で意識が戻ったけど、推測するに既にガンは他に転移していた
      ようだった。」
ウエスト「本当に先生には苦労掛けたよ。俺とナッツが合流したのは、2回目の手術の後だった。
     1回目の手術の後に初顔合わせで殆ど面識がなかったし。」
ミスターT「でもこの家族以上の絆は一瞬で結ばれた、でしょう。でなければここまで親しくはなれ
      なかったと確信してます。事実、俺はウエストさん以外と会った事も話した事もない。
      直接彼らとお話できたウエストさんが羨ましいです。」
ナツミYU「ええっ、マスターはご本人方と一度もお会いした事がないのですか?!」
ミスターT「実の所そうなんだよ。でも家族以上の付き合いをし続けていたね。ミツキさんが両脚の
      壊死が発覚して、絶望に苛まれていた時は何度激励し続けたか。」
ミツキ「本当に助かったです。まあ実際に私の声は本人の声ではありませんけど。それでもTさんに
    何度も激励して頂いて、生きる勇気が湧いてきました。身内で色々といざこざがあって、
    心無い言葉を掛けられてましたが。それすらも物ともせず私や兄ちゃんを支えてくれた。
    私は今でもTさんが大好きです。」
サイバー「遺品整理の時に枕下から、君の写真が置かれたハートの額縁を見つけたからね。お気に
     入りだったのは一目瞭然だよ。その瞬間を、ミツキがどんな思いで君と会う事を願って
     いたか。」
ミスターR「・・・これを理解するどころか否定した輩がいたんだよな・・・。」
ミスターT「Rさんさ、それは捨て置けって。真の痛みを理解できないようでは、相手の事を思い
      動く事など不可能極まりない。言わせておけばいいだけさな。」
ウエスト「ああ、そうだな。まあそれらがあったからこそ、先生やR君と更に親しい間柄になった
     んだからな。」
ミスターT「用は考え方で変わる、か・・・。」


シューム「本当に私達の出番はないわね・・・。」
ミスターT「家族の絆の礎なら第一人者なんですがね?」
シューム「も・・もうっ・・・。」
リュリア「母ちゃんは立役者だからのぉ〜。」
ナツミYU「前半と中盤と後半とでは、キャスティングが半端じゃないぐらい変わってるよね。」
ミスターT「全ては最終話一歩手前に回帰するからね。他の面々には大変悪いが、根幹はそこにある
      と確信してる。」
アマギH「愚問ですぜ。原点回帰こそ俺達の理でもありますからね。マスターがそこに回帰させる
     ために、5年間の旅路を無事終えられた事に感謝してます。」
ミツキ「悪役5人衆にも花束を〜。」
ゼラエル「ハハッ、何をご冗談を。俺達は本当に陰の存在ですぞ。周りを立ててこそのもの。」
ミツキ「でもゼラエルちゃん達がいなかったら、話が成り立たなかったわぅよ?」
ジェリヴァ「それらも全て計算された中でのストーリーでしょう。1つ1つのピースが組み合わさり
      完成する。俺達はジグソーパズルのピースなのですよ。」
ミスターT「完成したジグソーパズルに描かれているのは、盟友達を称える風来坊総出か。いい表現
      だな、頂きたいものだわ。」
ウエスト「後はこれを後世に伝える事だな。まあそれは先生の力に掛かっているんだろうけど。」
シンシア「私達が現実で存在できてたら、どれだけお力になれる事か・・・。」
ミスターT「そうだねぇ〜。エリシェの力を持ってすれば、今の俺の夢の1つも実現できるわな。
      大型自動二輪免許にハーレーサイドカーを。」
エリシェ「そ・・それはご自身の力で獲得しようとは思われませんか?」
ミツキ「こら〜、Tさんはみんなを立てて言ってるわぅよ。それを汲まないとダメわぅ!」
エリシェ「す・・すみません・・・。」
ミスターT「ハハッ、大丈夫さ。現実では厳しいものだったが、この場限りでは何だってできる。
      具現化を駆使すれば、在り得ない設定なども可能だからね。」
ミツキ「魔法とかはダメわぅか?」
ミスターT「それは覆面の流浪人とかで、ね・・・。」
ミツキ「つまらんわぅ。」
ミスターR「まあともあれ、ワイワイガヤガヤできるのは楽しいものっすよ。」
ミツキ「うぉー! 最強の笑いを見せてやるわぅー!」
ミスターR「ハッハッハッ! 流石ミツキさん!」
ミスターT「笑いあり、涙あり。長い間、描き続けた風来坊。それが漸く定まった、だな。」
ミツキ「まだまだ終わりじゃないわぅよ。他にも派生作品は多々あるわぅ。諦めなければ0%には
    ならないわぅ!」
ミスターR「そうっすね。ここからが勝負所ですよ。」
ミスターT「一同にはこれからも頑張って貰わねばの。」
ミツキ「やったるわぅー!」

H28.3.21 月 AM7:19

    おしまい U≧∞≦U

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